日本円の特徴と傾向

日本円の特徴と傾向

私達にとって一番馴染み深い通貨です。意外と知らないことがまだあるかもしれません。

日本円の基本事項

・通貨表示:JPY=Japanese Yen
・通貨通称:イェン
・通貨発行:日本国

日本の基本事項

・人口:1.273億人(2013年)
・GDP:4.92兆米ドル(2013年)
・主な産業:製造業、水産業、農業

日本円の特徴

・東京外貨為替市場での取引が圧倒的に多い
・貿易立国のため、世界経済全体との関連性が強い
・補助通貨は廃止され、補助単位が存在する
・低金利のため、退避通貨に選ばれることもある

日本は貿易を非常に重要視する国です。
特に輸出に力を入れる国であるため、相手国の景気が芳しくないときは、日本円にも影響が出てしまいます。
世界全体の景気に強く影響を受ける通貨であるといえます。
また、日本は世界的に見て、超がつくほどの低金利で、キャリー・トレードという手法でよく利用されたり、情勢悪化などが起こった際の退避通貨として利用されたりすることが多いのも特徴です。

一番身近な通貨です。改めて特徴を掴みましょう
一番身近な通貨です。改めて特徴を掴みましょう

日本円の歴史

1871年に明治政府が貨幣の単位として「円」を用いることを決定したことが始まりです。
金本位制を導入していましたが、WW1、暗黒の木曜日などで徐々に無理が生じ、管理通貨制度に移行、WW2後は賠償引当、不作、占領経費など様々な要因からインフレが加速し、新円切替に至りました。
その後は金為替本位制を経た後、変動相場制に移行し、現在の形式になりました。
2014年1月にはジンバブエは日本円を法定通貨のひとつに加え、日本円を法定通貨に制定した国は日本を含めて2カ国になりました。
現在ジンバブエは米ドル、ユーロ、英ポンド、南アフリカ・ランド、ボツワナ・プラ、中国人民元、インド・ルピー、豪ドル、日本円が法定通貨となっています。

日本円の注意点

世界経済の影響を受けやすいので、日本円以外の通貨にも気を配る必要があります。
特に密接な関係にあるアメリカや貿易をよくする中国などの動向には注意が必要です。
また、他国の急な情勢悪化にも十分な注意が必要です。
日本円は低金利のため、危機や情勢悪化が起こった際には、多くの人が資金を守るために退避通貨に選ばれることが多いので、そのときの値動きと沈静化した際の値動きに気をつけなければなりません。
これはスイスフランと同様のことが言えますが、日銀の為替介入に関する情報には今後一層の警戒が必要になると思われます。
スイスフラン・ショックはスイス国立銀行が為替介入を止めたことから始まりましたが、普段の為替介入も予想しにくく、急な価格変動がある可能性を考慮しておきましょう。

主な外国為替取引通貨ペア

・米ドル/円(USD/JPY)
・ユーロ/円(EUR/JPY)
・ポンド/円(GBP/JPY)
・スイスフラン/円(CHF/JPY)
・カナダドル/円(CAD/JPY)
・豪ドル/円(AUD/JPY)
・NZドル/円(NZD/JPY)
・香港ドル/円(HKD/JPY)
・南アフリカランド/円(ZAR/JPY)

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